みなさんこんにちは、ココナラでAndroidアプリの開発を担当する中田です。
今回はAndroidアプリの話ではなく、社内メンバーの抱えている課題をエンジニアリングの力で解決した話です。
シャッフルランチとは?
社内交流の取り組みの一つで、社員がランダムなグループに分かれて、ランチに行くというイベントです。
組織が大きくなり、メンバーが増えてくると業務が細分化され、業務を通じたコミュニケーション機会が減ってきます。またいつも同じメンバーでランチに行っていると安心感はありますが、マンネリになる部分もあると思います。
つまり、シャッフルランチを実施することで仕事であまり絡むことのない部署のメンバーともコミュニケーションを取る機会を得ることができるというわけです。
素晴らしいですね!!
もちろんココナラでも社内交流の取り組みとして月1回のペースでシャッフルランチを実施しています。
運用上の課題は?
シャッフルランチを運用していると様々な問題が出てくると思います。
実際にシャッフルランチを運用してみたことがある方は分かると思いますが、シャッフルグループ分けの作業や運用は負荷が高くなりがちです。
例えば、、、
* 職種がいい感じに混ざるように
* 普段座席が離れてて話したことのない人同士をうまく組み合わせてみよう
* 社歴が長い人と短い人をいい感じに混ざるように
* 男女比を同じ感じにしよう
* 過去との重複を避けよう
挙げていくとキリがありませんが、上記のような条件を考慮してメンバーを選出することはとても難しい問題です。
弊社では、人事の泉谷がメンバー選出をしていましたが、ある月のグループ発表時にこんな事を言っていました。
運用が面倒臭くなるとシャッフルランチの開催自体が行われなくなり、本末転倒になります。
これはなんとかしなくては!!
コードで解決しよう!
前述の通り、人の手を介して様々な条件を網羅したグループ分けはとても大変な作業です。
こうゆうことはエンジニアらしくコードで解決出来ないか考えてみました。
シャッフルランチに限らずこういったメンバーのグルーピング出来る方法やツールはないか探していたところこんなKickstarter社の取り組みの記事をみつけました。
これがとても参考になり、こちらの運用で使用されているスクリプトはOSSとしてGitHub 公開されていました。
今回はこのスクリプトをベースにシャッフルランチのグループ分けを行うことにしました。
一部弊社向けに改修を行いましたが、スタートとしてはまずまずのスタートが出来たのではないかと思っています。
今後は、、、
今回、スクリプトベースでグループ分けを導入しましたが、実はまだ実装出来ていない下記機能もあったりするので弊社向けにもっと最適化していければと思っています。
また普段触れることが少ない言語に触れることも出来て個人的にも気分転換になったので良かったです。